墓石の彫刻文字を着色することを「墨入れ」といいます。
「墨入れ」の墨は石材専用のエナメル塗料のことです。
墓石の彫刻文字に墨を入れる場合は、ゴムシートを接着した状態でエナメル塗料を何回か分け高圧エアで吹き付けます。石材と塗料色は、それぞれが映える組み合わせを重視し、濃色系石材には白色、淡色系石材には黒色と反対色を使うことでコントラストを効かせます。
金箔は下地剤で処理をしておいてから、手作業で貼っていきます。手間隙かけた分、金箔は非常に耐久性があり、剥げてはならない梵字には必ず使います。
地元の墓石店でお墓を購入して、父のお墓を建てたました。インドアーバングレーという石で、営業のかたが墨入れの文字色をシルバーがいいと薦めて来たのでお願いしたら文字がぼやけて見えます。彫刻文字も深目に彫っているからなのか目立ちません。何色ならいいですか??墨入れやり直してもらえますかね?
2012年4月16日 8:18 PM | 古川美幸