工事実例

§1  シンプルなお墓

kugoA閑静な田園の中にある大規模な共同墓地霊園。同じ規格の墓石が並ぶと、一見すると、どれも同じに見えてしまいます。でも、周りとの調和も大切なので、細かなつくりと上質な石材選定にこだわりました。具足は花瓶と経机にし、四つ石にも銀杏面加工を施しました。 石材は光沢を重視して、黒龍石を使用しています。

お客様の姪御さんの嫁ぎ先ということで、ご主人のお墓をたてさせていただきました。お客様からは「希望はたくさんある反面、予算は十分でなく苦心されたことと思います」と気遣っていただきましたが、ご希望が多いほど、工夫のしがいもあるというものです。

おかげさまで、「周囲と非常に調和が取れ、それでいて品が良い素晴らしいお墓ができたと喜んでおります。我が家の財産として、代々引き継いでいきたいと思います」とおっしゃっていただき、社員一同、苦心が報われた思いでいっぱいです。

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§2  標準的なお墓(霊園)

amanoA 市営霊園を確保され、元気なうちにと、建墓計画を立てられました。もっとも標準的なサイズの聖地に9寸角墓石と2.3寸霊標を建立しました。

生前にお墓を建てることを「寿陵」といい、健康と長寿を意味する縁起の良いことと、古来よりいわれています。近年では、お墓を購入される方の約半数が「寿陵」にあたります

 

 

 

 

  • 「子どもに迷惑をかけたくない」
  • 「元気なうちにお墓を建てたい」
  • 「自分の納得できる場所・デザインでお墓を建てたい」

と様々な理由で、年々増加傾向にあります。

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§3  標準的なお墓(共同墓地)

kishinaA1知人より紹介をいただき、故人の初盆供養に合わせた墓石建立計画を承りました。

敷地には既存のコンクリートブロックの区画が施工されていましたが、経年劣化もあり、部分補修した後、
改めて御影石の墓地区画を施工しました。墓石は9寸角、霊標は2.6尺で、このエリアではもっとも標準的なサイズですが、材質には「良い材質で建てたい」とのご希望を受け、東北・福島の銘石『紀山石』を使用しました。

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§4  デザイン性のあるお墓

miyabeAもともと現代的なデザインのお墓を希望されており、その中にご宗旨である禅宗(曹洞宗)の要素を盛り込めないものかというご相談を頂きました。形はお施主様のイメージを原案にし、サイズは実物大の型紙づくりから取り組みました。

何度も打ち合わせをさせて頂き、お施主も私どもも満足のいく非常に良い仕上がりになったと自負しております。中央に禅宗のシンボルである円相を表現し、彫刻文字は禅宗の本尊「南無釈迦牟尼佛」と刻んでいます。

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§5  五輪塔のあるお墓

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長年、ご夫婦単位で建墓されてきましたが、今回、先祖墓をまとめて、先祖代々供養をされることになりました。聖地の広さは十分あったので、先祖墓はすべて聖地内に安置することができました。
先祖墓の戒名は、すべて五輪供養塔に刻字し、手厚くお祀りしています。周辺の根止めや、防草処理も施し、全体的に良くまとまった管理しやすい墓地になり、大変喜んでいただきました。

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§6  全体リフォーム

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代々ご夫婦単位でお祀りされていましたが、今回、墓地改修工事を計画され、『先祖代々墓』を新しく建立されました。
将来的な”管理のしやすさ”と”お参りのしやすさ”を最優先に計画をさせて頂きました。
墓地区画内は自然土防草舗装を施工し、墓地域全面をコンクリートで舗装し、表面を化粧砕石で仕上げています。
また、墓地区域を仕切る野面石を積み替えることで、手前の通路を広げ、たくさんの方がお参りできるスペースを確保しました。

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§7  五輪塔にまとめる

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常々、懇意にしていただいている寺院様よりご紹介をいただきました。御施主様は合わせて9基の墓石を管理されていましたが、ご高齢ということもあり、今後の管理に不安を抱いておられました。ご住職にもご相談にのっていただき、
これからの墓地管理について、先祖代々の墓石の代わりに、五輪塔を建立し、万が一管理が滞った場合は、寺院主体の管理をしていただくということで、話がまとまりました。

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§8  部分リフォーム

aokiKA納骨法要を機会に、墓地のリフォームを計画させていただきました。コンクリートブロックで区画されていましたが、経年による地盤沈下により、傾きや目地切れがあったので、御影石で区画し直しました。他に霊標と墓前灯篭を追加し、現代的な墓地として生まれ変わりました。
できるだけ今の雰囲気を保ちつつ、新しい要素(デザイン性のある墓前灯篭や踊場部分の石張りなど)を組み込むことを意識して設計しました。細かい部分ですが、代々墓に使われていた稲武石(愛知県岡崎市)が、現在は入手困難なため、霊標との石合わせに苦心しましたが、幸い霊標分だけ作れる稲武石が在庫として残っており、代々墓と共石で納めることができました。

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§9  集合墓地

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7件の共同墓地に100基以上の先祖墓が混在しており、将来的に新しく建てるスペースを確保するのが難しい状況になっていました。また、各家の墓所や所有墓石が入り組んだ地形にあったことから、各家の境界や所有墓石の識別も困難になりつつあった現状を考慮した結果、7件の墓地を整理し、新たに区割りする大規模な工事をすることになりました。

1基づつ戒名を読み取った後に仮置き場に集積し、墓地区画が完成後、1基づつ所定の場所へ丁寧に設置していきました。2月の着工から6月の完成まで、4ヶ月の工期を要した一大事業となりました。

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§10 墓じまい・墓地移転等

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先祖より受け継がれてきた墓地でしたが、時代の流れにより、今回、明るく清潔な土地への移転を計画されました。
墓地の移転は先祖の祈りがこもる大切なお墓を後世に受け継ぐ大事業です。そのお手伝いをさせていただける栄誉を感じ、工事させていただきました。
恒久的なお墓といっても、永い世代を超えることで、どうしても「部材の欠け」や、「表面の劣化」「しつこい汚れ」などが生じてきます。今回の移転を機に、心を込めてお手入れさせていただきました。欠けた部分は磨きなおし、しつこい汚れをクリーニングし、建てた時の状態に近い形で、無事移転することができました。

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§11 建築エクステリア工事

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本墓地の改修計画に付帯する斜面の補強工事として、御影間知石を積みました。高さ150cmの石積みの強度を出すための積み勾配に加えて、地形がR状になっているため、高い技術が必要な工事になりました。

参道の階段も御影石で施工し、空き地はデザイン性を持たせた亀甲張りで仕上げています。

外構工事をすると費用はそれなりにかかってしまいますが、周囲が整備されることで、造形美としての墓地の価値は格段に上がります。

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§12 神社・寺院建築石工事

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狛犬が神社の社殿の中や縁から参道に置かれるようになったのは1600~1700年からと言われています。

名工により精緻に作られた狛犬も200~300年経過するとさすがに風化していきます。

最近は特に経年による風化が激しい狛犬の再建が多くなってきています。狛犬の種類は多く、大きく分けても江戸系6分類、昭和系は7分類、京系7分類などに分けられ、これ以外にも「招魂社」など少数派があります。再建時には出来るだけ現存の狛犬の形から類推される形状を復元していきます。手間暇かかる仕事ですが、完成した時の達成感は格別です

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