歴史ある旧家の塀改修工事にご縁を頂きました。今回は、メインである大工さんの木塀工事の下請けという形で、塀の土台となる基礎石工事を施工しました。
当初は白御影石での提案をしていたのですが、木塀とより調和する錆御影石を使用しました。表面の仕上げは、バーナー仕上げとのみ切り仕上げを組み合わせることでアクセントを持たせています。
踊り場部分については、通常ならコンクリート舗装をするのですが、やはりここも旧家との調和を重視して、真砂土舗装を下地に那智黒石で仕上げました。自然な風合いを損なうことなく、かつ防草対策にもなり、一石二鳥です。真砂土舗装は建築エクステリアの選択肢として、けっこう使える工法です。
工事時期 平成22年12月
工事場所 兵庫県丹波市
工事条件 一般住宅
石種 錆御影石