花崗岩特有の雲母、石英、長石の配合が絶妙で、きめの細かい石目と青磁の肌を感じさせる気品は、まさに「石の貴婦人」と呼ばれるにふさわしいものがあります。
建墓したときの状態を永く保ち、決して色褪せしないことも特筆すべき特徴です。色褪せるどころか、月日の流れとともに青味が強く感じらしないことも特筆すべき特徴です。色褪せるどころか、月日の流れとともに青味が強く感じられ、いっそう深みのある石肌を見せてくれます。
大島石の歴史は古く400年前、藤堂高虎が徳川家康の命を受け、今治城の石積みに使われた記録が残っています。 採石・運搬技術が向上した明治以降、全国的に広まり、長い歴史のなかで育まれた採石・加工の技術が作り出す大島石の墓石は西日本No.1の建墓数を誇ります。
大島石の産地はしまなみ海道をのぞむ愛媛県今治市・大島。古くは村上水軍の拠点でもあった周囲50kmの島です。
大島石のもつ石目、石肌、気品、風格といった優れた特性は、時代の流れのなかで、実証され、関西や中国・四国地方では高級墓石といえば大島石を指すといわれるまでになっています。永い伝統と実績に裏付けされ、100年品質の名にふさわしい銘石です。