モダンな雰囲気に変えたいと、数年前に建てられていた寿陵の建て替え依頼をいただきました。洋型は設計の自由度が高い反面、形や色のバリエーションが多すぎるため、検討するのにとても時間がかかるのですが、今回は、南アフリカ産の石材・ブルーシルクを一目で気に入っていただいていましたので、比較的スムーズに計画を進めることできました。 形はオーソドックスな洋型ですが、青深い独特の光沢を放つブルーシルクが存在感を発揮しています。ニューインペリアルやマホガニーといった赤系の御影石も美しいのですが、周囲との調和という観点から見ると、青系の落ち着いた色を選ばれたことで、しっくりと良い感じのお墓に仕上がったと思います。
工事場所 京都府福知山市
工事条件 寺院墓地
石 種 ブルーシルク(南アフリカ)
墓石仕様 標準洋型