「何十年も前に建てたお墓が、かなり古くなってきて、そろそろ手を入れたいんだけど・・・どこから手を付けたらいいのか・・・?」
そんな思いで、相談に来られるお客様が最近かなり増えています。
一口にお墓のリフォームと言っても、お客様ごとにお墓の状況は様々です。
現在のお墓の状況を把握して、どのようにリフォームするのがベストなのかを探ります。
お墓に手を入れる時期について、「いつしなければならない」というような決まりはありません。だからといって、いつでもいいのかというわけでもないあたりが難しいところです。
一般的に、リフォーム工事のご依頼をいただく時期をまとめてみました。
近隣墓地の状況や地域の慣習に合わせて、サイズや石種のご提案をいたします。
従来は、夫婦単位でそれぞれ墓石を建てられ、代々供養する形態が主流でしたが、敷地の問題や時代の流れにより、家単位で「先祖代々墓」を建立される事例が増えています。
すでに墓石(納骨ができる)をお持ちの場合で、新仏様ができた場合は四十九日法要・百箇日法要・納骨法要等に合わせて、既存の墓石(霊標)に戒名(法名)を彫刻する必要があります。
近隣墓地の状況や地域の慣習に合わせて、サイズや石種のご提案をいたします。
従来は、夫婦単位でそれぞれ墓石を建てられ、代々供養する形態が主流でしたが、敷地の問題や時代の流れにより、家単位で「先祖代々墓」を建立される事例が増えています。
すでに墓石(納骨ができる)をお持ちの場合で、新仏様ができた場合は四十九日法要・百箇日法要・納骨法要等に合わせて、既存の墓石(霊標)に戒名(法名)を彫刻する必要があります。
※古い墓石は、供養後に廃塔処分いたします。
※材質は既存の墓石に合わせます。
墓石の仏石と上台石の間、上台石と下台石の間の2箇所に弊社独自の耐震柱『芯石』を埋め込みます。いったん墓石を解体して工場に持ち帰り加工をします。
※墓石を動かすため、抜魂供養(生念抜き)が必要になります。
延石のコーナー部分に孔をあけ、アンカーを埋め込みます。ボルトとL型金具で結束し、仕上げにコンクリートで巻き込みます。
墓石サイズの目安は8~9寸角程度です。それ以上のサイズの墓石に関しては、現地確認後にお見積もりいたします。
基礎工事の場合には、墓石を一時撤去するため、閉眼供養(魂抜き)が必要です。
先祖代々墓を建タてられても、従来の先祖墓がたくさんあり、敷地が狭く、管理も難しくなってきた場合、たくさんある先祖墓を引き取り、五輪供養塔を建てることで、ひとまとめにできます。この場合、引き取った先祖墓の戒名(法名)をすべて読み取り、五輪供養塔に転記します。
五輪塔は密教で説かれる大自然を表す5大要素「空・風・火・水・地」から成り立つ仏塔です。一般に「先祖の供養」をするために建てられます。五輪塔は50年以上前に亡くなった先祖をまつり位牌墓で50年以内に亡くなった方を供養します。五輪塔と先祖代々墓を一緒に建てる場合は50年以上等の区別はなく、丁寧に弔う意味で建てられます。
五輪塔に入ることは、すなわち大自然に還り成仏することであり、最高の供養だといわれます。
五輪供養塔の亜形で、一つの石から彫りだされた小型の五輪塔です。便宜上、敷地の狭い場合に多く用いられますが、本来は室町時代に源流がある由緒ある仏塔です。
墓石が既にある場合は、四十九日、百か日、1周忌などに納骨する場合が多いので、納骨するまでには戒名の追加彫刻をしておきます。
手順
•弊社と彫刻文字(戒名・ご命日・俗名・年齢)について打合せ確認します。
•戒名やご命日が書かれた寺院からの文書や白木の位牌を用意しておいてください。
•弊社から「彫刻文字原稿」を提出します。
•文字に間違いがないか、必ず「彫刻文字原稿」と照合してください。
•墓地の場所によって、墓誌板を取りはずし、工場で彫刻するか、移動式の彫刻機で現地彫刻するかのどちらかになります。
•彫刻料金・運賃を含みます。
•工場持ち帰り、現地彫刻共通の料金です。
納骨法要時(四十九日もしくは百箇日)に立会いさせていただき、納骨のお手伝いを致します(無料サービス)。
墓石の彫刻文字を着色し化粧直しすることを「墨入れ」といいます。
墓石サイズの目安は8~9寸角程度です。それ以上のサイズの墓石に関しては、現地確認後にお見積もりいたします。
墓石の墨入れに、閉眼供養(魂抜き)は不要です。
「墨入れ」の墨は石材専用のエナメル塗料のことです。
•濃色系石材・・・黒色
•淡色系石材・・・白色
•梵字・・・金箔
墓石の彫刻文字に墨を入れる場合は、ゴムシートを接着した状態でエナメル塗料を何回か分け高圧エアで吹き付けます。石材と塗料色は、それぞれが映える組み合わせを重視し、濃色系石材には白色、淡色系石材には黒色と反対色を使うことでコントラストを効かせます。
金箔は下地剤で処理をしておいてから、手作業で貼っていきます。手間隙かけた分、金箔は非常に耐久性があり、剥げてはならない梵字には必ず使います。