石が持つ恒久的な価値を生かす

工事実例

§1  和風建築

日本建築の伝統的な庭に「石」は不可欠な存在です。
「石」は日本の気候と共に変化し、日々風合いが変わっていき「和の趣」と「癒し」を感じさせてくれます。
「石」は、百年経っても変わらない本当の価値を持っています。

§2  洋風建築

「石は最高の素材」
人工的に作られたコンクリート製品は、時間が経つにつれて、風雨にさらされ劣化していくのに対して石材は、時が経つにつれて風情が増し、価値が上がっていきます。
屋外で風雨に晒されてこそ真価を発揮する「石」は最高のエクステリア素材です。

§3  寺院・神社建築

狛犬が神社の社殿の中や縁から参道に置かれるようになったのは1600~1700年からと言われています。
名工により精緻に作られた狛犬も200~300年経過するとさすがに風化していきます。
最近は特に経年による風化が激しい狛犬の再建が多くなってきています。狛犬の種類は多く、大きく分けても江戸系6分類、昭和系は7分類、京系7分類などに分けられ、これ以外にも「招魂社」など少数派があります。再建時には出来るだけ現存の狛犬の形から類推される形状を復元していきます。手間暇かかる仕事ですが、完成した時の達成感は格別です

§4  エクステリア

本墓地の改修計画に付帯する斜面の補強工事として、御影間知石を積みました。高さ150cmの石積みの強度を出すための積み勾配に加えて、地形がR状になっているため、高い技術が必要な工事になりました。
参道の階段も御影石で施工し、空き地はデザイン性を持たせた亀甲張りで仕上げています。
外構工事をすると費用はそれなりにかかってしまいますが、周囲が整備されることで、造形美としての墓地の価値は格段に上がります。

桂谷寺浄苑

白毫寺霊園

あじさい寺霊園

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